


越前町の冬の味覚「越前かに」への憐(あわ)れみの心を忘れず、感謝していただく気持ちを新たにしようと、「越前かに感謝祭」が3月3日・4日の2日間、越前町厨の「道の駅・越前」で開催されました。
感謝祭は越前町観光協会・越前かに感謝祭実行委員会の主催で、今年で第5回目。

開会に先立ち、3日朝、神事が斎行され、当神社の宮司・禰宜が御奉仕。
神事では、越前かにの霊を慰めるため、好物の甘エビと海水がお供えされ、宮司が感謝の祝詞を奏上。内藤町長をはじめ参列者が玉串を捧げました。
会場には特設ステージが設けられ、紅白のもちまきなど、さまざまなイベントを開催。
感謝祭に合わせ、観光客をおもてなししようと、地元から多くの店が出て越前かになど海産物の販売などが行われました。
越前かにのシーズン終了までわずかとあって、大勢の人で賑わいました。


当神社宮司・高原正舟が会長を務める福井県女子神職会の女性神職らによる「ひな祭り神事」が3日、福井市の佐佳枝廼社で斎行されました。
神事は、ひな祭りのこの日に合わせて平成28年から毎年斎行されています。
県内には現在27人の女性神職がおり、この日は当神社宮司をはじめ7人が色鮮やかな装束に身を包み、華やかに、凛とした立ち居振る舞いで御奉仕。
当神社宮司が祝詞を奏上し、女性神職2人が「豊栄の舞」を奉納しました。
また、参拝された皆様に、可憐な桃の花の枝や福井県女子神職会特製の「女子力守」などが撤下されました。
地元マスコミも詰め掛け、大きく報道されました ▼ 福井新聞3月4日付3面 ▼



豪雪のため、国道8号線が大渋滞となり、生活物資も滞るなど大きな雪害が出ていた北陸・福井もようやく落ち着いてきました。
しかし、風評被害などにより、地域の経済が大きな打撃をうけるなど、まだまだ普段の状況に戻ったとはいえません。
福井県では官民挙げて地域の生活や経済の復旧に取り組んでいます。
越前町の旅館や飲食店では、本格的な漁期を迎えた「水ガニ」のPRにも努めています・
■また、来たる3月3・4日には道の駅越前で「越前かに感謝祭」も開催されます■
3日午前9時に斎行される感謝祭の神事には、当神社の宮司・禰宜が御奉仕いたします。
大神様の御加護を受けて、みんなで今回の豪雪を克服しましょう!!






北陸豪雪のため、すっぽりと雪に覆われてしまった当神社。
一週間にわたる大雪が収束したため、参集殿の大屋根の雪下ろしが行われました。
大屋根は10メートルほどの高さがあり、一般の方では危険なため、専門の鳶職(とびしょく)の皆様方に依頼。
1メートル以上の雪が降り積もっていましたが、鳶職の皆様は屋根の際まで近付き、身軽な動きで巧みに雪下ろし。まさに凄ワザの連続でした。
皆様は二日にわたって、ふもとから徒歩で往復し、無事に作業を終えられました。
御多忙の中、大変有難く、深く感謝いたします。





平成30年2月中旬から北陸地方を襲った豪雪。
特に福井県では集中的な大雪となり、県内各地では実に37年ぶりの積雪を観測。
当神社周辺も山麓の社務所付近で最大で1メートル20センチ、山頂付近で1メートル60センチほどに達しています。
連日の降雪のため、山頂への参道車道の確保も除雪車両の不足などでままならず、徒歩での登拝もできない状況になっていました。
大雪が収束した快晴の日、ようやく徒歩で登拝。
山頂付近は一面深い雪に覆われていましたが、雪囲いに守られた御正殿はしっかりと御鎮座しておられました。
神職一同、まずはひと安心。大神様に神社建物の無事を感謝し、あらためてこの豪雪により被害を受け、生活に難儀をされている皆様方の安心安全と無事無難を御祈願いたしました。
■この大雪のため、参拝御希望の崇敬者の皆様方には、大変なご迷惑をおかけしておりますが、なにとぞ御理解、御協力をお願い申し上げます。


「地元住民の命と財産を守るため、無火災・無災害に全力を尽くします」。
御神前で高らかに誓うのは、当神社の地元・越前町旧宮崎地区の消防団の皆さん。
消防団では、50年以上前から正月の出初式の時期に合わせ、当神社に参拝し、地区の防火・防災を祈願しています。
かつて自動車道が未整備な頃は、雪の中、消防団員全員で神社の参道を駆け足で登る「雪中行軍」をしたこともあったそうです。
今年も例年以上の雪が積もり、あいにくの空模様の中、団長と各分団長、副分団長ら役員が正装で参拝。
宮司の祝詞奏上、玉串拝礼のあと、全員で誓いの言葉を唱和しました。
伝統に支えられて続いているこの行事、地域を守ろうという団員の皆さんの熱意と真剣さを改めて見た思いでした。
本日、1月10日の福井新聞2面に当神社が「ふくい幸せの聖地」として掲載されました。