抜穂祭齋行

今日は、一日伸ばした抜穂祭を御奉仕しました。

御蔭さまで、当社の御神田は稲穂が倒れてしまう事もなく、それなりに風が通ったことは分かりますが、しっかりと立っていてくれ、早朝感謝の心で抜穂祭を御奉仕致しました。

世話人の山内夫妻と木原さんは親の代からのお付き合いで、鎌を取り出し勇ましく稲の束を作り、次々とハサに懸けて下さり、見る見るうちにきれいに刈り取られてゆきました。

皆で協力して和気藹々の中、作業は無事竟えることが出来ました。

コメは八十八手と申しますが、これから脱穀され籾の天日干しを経て玄米や白米に精米され御神前に献穀されます。

神社で作る田はほんの少しですが、神社では米作りを体験することにより、日本人の主食として用いられて来た穀物をはじめ食物に感謝する祭りを継続してゆきたいと考えております。

10月10日には黄金飯として振る舞われますので、どうか御参拝にお越しください。

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