シルバーウィークのよく晴れた一日。神社入り口にある電柱の方から「チー、チー」という、けたたましい鳥の鳴き声。
電線がカールしたようになっている一番てっぺんに器用にとまっている小さな鳥を発見しました。
あわてて愛用のカメラを持ち出し、望遠レンズで撮影しましたが、すぐに飛んで行ってしまいました。
ネットの野鳥図鑑などで調べましたが、ゴジュウカラのようです。
決め手は口ばしから眼を通り頭の後ろへと続く側頭部へ続く黒い模様です。「過眼線」と云うのだそうです。
ウィキペディアよると、「平地から山地にかけての落葉広葉樹林に生息」しており、行動の特徴は「木の幹に垂直にとまり、頭部を下にして幹を回りながら降りる習性」だそうです。
実際、ネットでゴジュウカラの写真をいろいろと見てみると、木の幹に下向きにとまっている写真が多くあります。
しかし今回、撮影できたゴジュウカラは木の幹ならぬ電柱のてっぺん。しかもカールした電線に普通にとまっています。
さわやかな秋晴れに誘われ、大空を散歩中、手ごろな止まり木代わりにとまって、羽を休めていたのでしょうか。
■右の写真はNATUREPHOTOさんからお借りしました。