9日・10日は当神社の春祭です。
御祈祷参拝の皆様には宮司手作りの餡子(あんこ)をたっぷり盛った特製ぼた餅を御提供させて頂いております。
どうぞ皆様お揃いて御参拝ください。
実は、春祭は、当神社にとって特別な意味があります。
当神社が御鎮座する旗ケ山は、昭和40年代までは冬期間、雪に閉ざされることが多く、参拝者の方は、歩いてお山に上がらなければならず、苦労が絶えませんでした。
それだけに、春になって雪が解けると、春の到来を皆で喜び合い、御正殿の御扉を開けて神事を奉仕する「御扉開き祭」が盛大に斎行されました。
その後、前宮司が力を尽くし、自動車参道が完成。今でこそ、冬期間でも除雪して、山頂に上がれるようになりました。
それだけに雪に大変な思いをした神職や崇敬者の皆さんにとって春祭は特別な意味があるわけです。
どうぞ皆様、当神社に御参拝いただき、先人の人々に思いを馳せていただければ幸いに存じます。