当神社のお隣、越前陶芸村内に建設されていた「越前古窯博物館」が10月28日にオープンし、記念式典が盛大に行われました。
博物館は、「越前焼」の名付け親である陶芸研究家の故・水野九右衛門氏の功績を称え、合わせて越前焼の歴史と伝統を広く伝え、発信しようと福井県が建設しました。
約3千平方メートルの敷地内には、九右衛門氏の旧宅と古陶磁館を移築・再現し、国の登録有形文化財である「水野コレクション」が常設展示されています。
また、日本文化を海外に知らしめた岡倉天心を顕彰する茶室「天心庵」、約40人が一堂に茶を味わう立礼式の茶室「天心堂」などがあります。
この日の記念式典には西川知事や地元・越前町の内藤町長はじめ県や周辺自治体関係者、建設工事関係者、さらに茶道関係者らが出席、式典のあと、九右衛門氏の旧宅前でテープカットが行われ、オープンを祝いました。
またこの日は午後から一般公開され、陶芸・茶道愛好家、地元住民や折よく陶芸村を訪れた観光客らでにぎわいました。
【新聞記事は10月29日付 福井新聞】⇒
■当神社では昨年8月10日に「越前古窯博物館」の上棟祭を、また9月13日には「天心庵」の上棟祭を宮司、禰宜が御奉仕いたしました。