山頂駐車場から東を見ると、周辺は真っ白な霧に包まれていました。
昇ったばかりのお日様がまぶしく、その幻想的な光景は、ただただ神々しいばかりでした。
社務所 TEL.0778-32-2038
〒916-0273 福井県丹生郡越前町小曽原90-12
北陸地方は37年ぶりの大雪。各地に大きな雪害をもたらし、除雪の後始末や交通網・物流などで被害も深刻化し、多くの皆様がご苦労されております。
当神社の御鎮座する霊山・幡ケ山も大雪となり、お山全体が深い雪に覆われています。
お陰様で今のところ神社建物等に大きな被害は出ておりません。
しかしながら、普段の神社の状態に戻るにはまだまだ時間がかかり、参拝も除雪作業が本格的に始まる三月まで、徒歩による登拝しかありません。
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大雪がいったん収束した晴天の日。
雪に何度も足を取られながら、苦労してお山に上がると、俗界では味わうことができない静謐に研ぎ澄まされた自然の世界に浸ることができます。
目の前には真っ白な雪と、高く真っ青な空。
そして、このきりっとした冷気で、こころとからだが静かに清められていく。
大神様に近づいた喜びと、清々しい気持ちになっていく喜びとで、ささやかな幸せに満たされる。
我はただ、目に見えぬ大いなる存在と、あるがままの自然の営みとに頭(こうべ)を垂れるのみ。
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■今回の豪雪で被害に遭われた皆様方に心よりお見舞い申し上げるとともに、一日も早い豪雪被害の復旧をお祈りいたします■
平成30年の北陸・福井は2月4日の立春過ぎから大寒波となり、実に37年ぶりの大雪となっています。
積雪は福井市内で一時最高136cmを超え、当神社でも大神様が御鎮座する幡ケ山山頂付近でも150cmの積雪。
まさに「平成30年豪雪」の様相です。
山ろくにある社務所周辺でも連日、雪かきに追われていますが、そんな時、スコップを持つ手をふと休めた時に現れたのがキジファミリー。
撮影できたのは最大2羽ですが、実は3羽から5羽が時々出没しており、いずれもオスで親子と思われます。
母親の姿は見られません。
社務所周囲には榊(サカキ)が植えてあるので、その実がお目当てらしいです。
雪の中でもたくましいキジファミリーです。
■写真はいずれも、アイフォンで撮影。拡大編集したため、画質はあまりよくありません■
よく聴くウグイスのほかに、可愛いらしい鳴き声の小鳥たちもいますよ。
まずは参道わき。まぶしいほどの緑の木々の間から、気持ちよさそうにさえずるのは…。
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次は参集殿わきの木陰から…。
なんだかずいぶん楽しそうですよ。
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■ここでお願いです■ 私、禰宜・高原には、小鳥たちの名前がわかりません。どなたか、詳しい方、お教えください。
[撮影データ] iPhoneのカメラでビデオ撮影。画像・音声をPCソフトで調整。